みなさんは、何歳までお仕事を続けますか?
定年まででしょうか?
働ける間はずっとでしょうか?
人によって
いろいろと違うでしょう。
私は今のところは
自分の好きなことを仕事にして
細く長く働きたいかなってかんじです。
先日久しぶりにバレエ(←踊る方)を見に行きました。
「世界バレエフェスティバル」という
世界中の一流ダンサーが集まって
様々な作品を見せてくれる
3年に1度のバレエの祭典です。
私にとっては約1年半ぶりのバレエ鑑賞。
鍛えられた体による豊かな表現力、
ダンサーから伝わってくる気迫に圧倒され
「やっぱり舞台は生にかぎるわー」
と、うっとり見ていたのでした。
野球やサッカーなど
プロのスポーツ選手と同じで
バレエも体が資本なので
体力や体のキレが衰える40代になると
ほとんどのダンサーは引退します。
しかし、最近では50歳を過ぎて
ダンサーとして活動を続けたり
一旦引退しても
50代になって復帰する
というダンサーが出てきました。
今回も還暦前後のダンサーが
素晴らしい舞台を魅せてくれました。
その中の一人、A・フェリさんは
30代のころとまったく変わらぬ
ボディラインの美しさに加え
若い頃から定評のあった表現力は
いよいよ深みをまして
圧倒的な存在感を放っており
彼女の動きから目が離ませんでした。
フェリさんも一度引退して
50才になってから舞台にもどってきました。
このように
自分の得意を磨き続けて
いくつになっても
好きな仕事ができるっていいなあと
改めて思ってみていました。
今年4月に高年齢者雇用安定法
という法律が改正され
会社は社員が70歳になるまで
就業の機会を確保することが
努力義務になりました。
世間では
高給で給料に見合わない
働かないおじさんたちを
70歳まで雇い続けないといけないのかと
問題視していることころもあるようです。
そのようにおじさんたちを育ててきた
会社側にも問題があると思うのですが・・・
自分はいくつまで働きたいのか
何を武器として仕事をするのか
ということを考えながら
キャリアを作る時代になりました。
還暦に近いフェリさんが、
舞台に出ただけで
圧倒的な存在感を放っているように
自分がいくつになっても
いてほしいと思われるように
自分の得意を磨いていきたいと思いました。
自分は何を一生の武器にするのか?
しっかり考えて生きたいですね。