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【早春の熊野古道の旅 ②】

初日 滝尻王子から高原へ(3.7km)

特急くろしおに乗って紀伊田辺駅へ
初めて乗ったパンダ列車に気持ちもアップ

今回は熊野古道女子部の
中級者合宿に参加しました。

田辺駅で、
闘鶏神社にお参りに行っていた
東京からのメンバーや、

いつも大変お世話になる
田辺市の方たちにお会いしました。

向かった先は駅近くのオクトさんというお店

ここで
地元の食材を生かしたボルシチやタコス
熊野米や梅干し、シラスなど
早めのランチをおいしくいただいたあと

出発点の滝尻王子に向かいます。

滝尻王子は昔から
熊野三山の正規の入り口として
神聖視されてきました。

うららかな天気で、
道沿いには満開の梅の花が綺麗です。

この日は滝尻王子から高原へ
3.7キロメートルの道のりを歩きます。

正直なところ
この日は昼から3時間だけの歩きだったので
最初は登りだとは聞いていたものの
まあ大丈夫だろうと安易に考えていたのです。

気になったのはリーダーの方に
水を2本は持って行った方がいいといわれたこと
そんなに水飲むの? と思ったのですが
言われたとおり水を2本買いました。

まず、滝尻王子社にお参りしてから
巡礼手帳にスタンプを押し
登り始めます。

歩き始めるといきなり急な坂道でびっくり。
標高82mの滝尻王子から336mn見晴台まで
ひたすら登り、登り、登り

話には聞いていのですが、
思っていた以上に急なのです。

登り始める前、今日は
ストックの練習にもいいですよと
言われたのですが、
本当に買ったばかりのストックが
大活躍しました。

登りの途中でちょっと脇道にそれて
よみがえりと女性性アップのご利益があるとか
乳岩と胎内くぐりの岩に寄ります。

ほんとにこんな狭いところを
通れるのかなあと思うくらい狭いのですが
みんな無事に通ることがとができました。

登り始めたときはは肌寒かったのですが
急な坂を約1時間かけて250m登り切った頃は
体中から湯気が出てきました。

そのあとはなだらかな道を
てくてくと歩いて
高原熊野神社につきました。

ご神体は神社の奥にある巨大な樹。
何年生きてきたのでしょう。
幹の太さに圧倒されます。
切り倒されそうになったのを
南方熊楠が守ったそうです。

高原熊野神社にお参りしたあと
標高300メートルの展望台から
見る景色は最高でした。

そして今晩のお宿、
霧の里高原(たかはら)に到着です。
夕食のビールが楽しみです。

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