アート

「ない」より「ある」に目を向ける

このお休みに京都グラフィーという
京都のいろいろな建物を舞台にした
写真展に行ってきました。

それぞれの会場で
個性あふれる写真展を楽しみましたが

一番印象的的だったのが、
ガーナ出身のプリンス・ジャスィさんという
27歳のビジュアルアーティストの作品でした。

会場に入ってすぐに見たのが
ジャスィさん自身が
自分がなぜ、どういうコンセプトで
写真を撮っているかを語る映像作品。

「作品となる写真を撮ろうと思った時に、
カメラを買うお金がなかったので
いつも使いなれているiPhoneで撮り始めた」

iphone?

わたしがふだん使っている
Phoneで作品を作れてしまうというのが
そもそも衝撃でした。

ジャスィさんは
Appleとコラボするなど
世界的なアーティストになった今も
iPhoneで作品を作っています。

いいカメラじゃないとと
アート写真は撮れないのだろうと思っていた
私の常識は見事に壊されたのです。

ジャスィさんの作品は
とてもポップで
見ているだけで楽しくなって
元気が出てきます。

ガーナの首都アクラの風景や
普通に生きているまわりの人の姿を
モチーフにしていて

ビビッドな色の中の
ガーナの人のスリムな体と
漆黒の皮膚の色の
コントラストの強さが

会場内に流れる
アップテンポの曲と
とてもあっていて

会場の中がとても楽しい空間に
なっていました。

自分のまわりにあるものの
良さを引き出すことで
世界的なアーティストになった
ジャスィさん、素敵ですね。

私のお伝えしている陽転思考でも
自分のまわりにないものよりも
今自分にあるものに
しっかりと目を向けると
幸せになるという話をしていますが

私たちはついつい
ないことばかりに
目を向けてしまいます。

ジャスィさんが
自分の身近なものをモチーフにしたように

私も自分の身近にあるものに目をむけて
人を元気にするメッセージを
出していけたら素敵だなと
思ったのでした。

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